マジカジ

マジック:ザ・ギャザリングでカジュアルな楽しい日常を!

実力を測る

アプリのカードゲームだと、毎月全員が同じレギュレーションでランキングを競う大会があるので、自分の実力をかなり正確に把握しやすくなっています。

しかし、マジックにはそういう客観的に実力を把握する物差しがあまりありません。ショップの大会に参加しても、三回戦くらいだとどうしても当たり運のようなものの影響が大きくなかなか本来の実力を測るのは難しいと思います。

出来れば5回戦以上の大きな大会に参加したいところですが、実際にはそれくらいの規模の大会は行われていても都市部の極限られた場所でしか開催されていないのが現実です。そうなると、ほとんどのプレイヤーはマジックオンライン(以下、MO)に頼るしかなくなってきます。

 

マジックをそのゲーム性のみに焦点を合わせれば、実際にカードを使おうが、MOでプレイしようが大差はありません。

しかし、当たり前ですが、MOには相手プレイヤーが持つ独特の存在感やプレッシャーのようなものはまったくありません。

MOは紙のマジックのゲームが始まる前独特の、相手プレイヤーを見た時の威圧感や苦手意識、逆に格下だと思い緊張感が解けるという、そういうメンタルな要素がまったくないため、MOでの実力が本番にどれほど活かされるかというと個人的には疑問を感じます。

 

カイジというマンガに登場する『鉄骨渡り』をご存知でしょうか?

鉄骨の上を落ちずに歩いていくということは、地上であればそう難しくはありません。しかし、それが地上から74メートルも離れていても同じことができるか?と聞かれれば、ほとんどの人は『できない』と答えるでしょう。そして、実際にできないと思います。

 

人間の行動はメンタルによって支配されています。

ただのラムネを薬だと思って飲めば病気が治ったり、ストレスがかかれば一夜にして胃に穴が開いたり、気を失ったりと、思いが持つ力に人間の身体はいとも簡単に左右されてしまいます。

MOは冷静な目で落ち着いてマジックの技術を磨き、確認していくには最適ですが、それがまったく実際のカードを使ったマジック同じかと聞かれると、全くの別物になっている思います。

なので、実力を測るものとしては、目安にしかならないというのが私の考えです。

実戦での実力はやはり実戦でしか磨けず、その実力も実戦でしか測れないのではないでしょうか。

 

実力を測るという行為は、ただショップに行ってマジックをプレイできればいいという人にはあまり意味がありませんが、もっと強くなりたいと考える人にとっては、自分の長所や短所を正確に把握し、強くなるための課題を見つけるための重要な行為です。

上を目指す人は、近隣で開催される大きな大会には積極的に参加しましょう。