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りゅうおうのおしごと!に学ぶ勝負の世界

www.ryuoh-anime.com

見た目はただのロリアニメなのですが、内容は割と硬派な将棋ものです。

厳しい将棋の世界でしのぎを削る熱き戦いが繰り広げられる!などということを全然感じさせないトップページが素敵です。

作中では将棋という過酷な勝負の世界に生きる大変さというのが描かれているのですが、将棋の知識のまったくない私でも

 

こりゃ大変な世界やなぁ~

 

ということがヒシヒシと伝わってきます。

マジックの世界でも、おそらくは世界の頂点では同じようなことが起こっているのだと思います。

マジックと将棋の世界を比べた場合、将棋の世界がうらやましいのは師弟制度。

自分より上位の人に教えを乞えるというのは、技術的にも精神的にもかなりの支えになると思います。

マジックは大会に優勝したデッキを使えば、それなりの力をすぐに発揮することはできますが、細かいプレイングやサイドボードの考え方など、作った人に聞かなければわからないことが山ほどあります。

それを自分の実戦の中で理解し自分のものにしていくのは、時間や労力がすごくかかるのです。

それを一気に短縮できるのはすごいことだと思いますし、また、長い歴史の中でそのような制度がありながらもいまだ将棋の戦略や戦術が進歩していることを考えると、そのゲーム性の深さに驚かされます。

 

あと、研究会というシステムもいいと思います。

これは別に将棋に限った話ではありませんが、ただ単純に対戦するだけでなく、テーマを決めて意見の交換をする場があるというのはスキルアップにかなり貢献すると思います。

自分の経験したことや感じたことというのは、一般的な視点で見るとかなり偏った特殊な事例であることが多々あります。でも、それがそうであるとなかなか人は気が付きません。

人間は自分の感じているのもが現実(真実)だと疑いません。

現実(真実)というものが、自分というフィルターによって大きく歪められていることに気づける場所が成長するには必要なのです。

勝負事において、強くなる!とか成長する!ということは、極論すれば、

 

自己否定であり、自己破壊です

 

いまの自分では届かないなら、いまの自分を否定し、破壊しなければ、ほしいものに手が届く新しい自分になりえないのです。

もっと優しい言葉でいうと、今の自分を越えていく!ということでしょうか。

私もなんだかんだとこのマジックの世界を最初の方から見てきましたが、自分可愛さで自分を越えられない…というか、成長することで傷つきたくない!から、越えたくない!と同じレベルの連中といつまでもズルズルとデュエルスペースで溜まっている人をたくさん見てきました。

そういうまったりとした世界で生きるのもいいと思います。

しかし、もっと強くなりたい!もっと勝ちたい!と貪欲に生きたい人にとっては、『りゅうおうのおしごと!』は、また違った視点を与えてくれる作品だと思います。

アニメでもラノベでも勝負の世界に興味のある方は、一度見てみる価値はあると思います。